ポンジスキームの裏側について

LTC-Tradeをお勧めさせて頂いている中で、たくさんの悩みやご不安に触れました。

中にはポンジスキームで資金を奪われてしまったり、勝率100%と聞いていたのに運用直後に全損してしまうなど、信じられない体験をされた方からもいらっしゃいました。

本当にあってはならない事です。

ただ、このFXの界隈で半信半疑になってしまうのが仕方のない事だというのは私もよく理解しています。

私たちがグループを立ち上げた時、たくさんの競合がいました。その競合は今はほとんど存在しません。

そして大多数が「名前を変えて」今もFXのサービスを提供しています。

これがどういう意味を指すのかはおそらくお察しの事と思います。

今後は新たなサービス、インジケーターなどの無料配布を行うとともに、不定期でそういった手口を避ける方法などをお伝えできればと思います。

本日は早速ポンジスキームの立て付けの部分についての情報をまとめました。

目次

ポンジスキームの裏側について

簡単に言うと「ユーザー様の代わりに運用すると言って資金を集め、運用に回さず資金を持ち逃げする」という詐欺手法です。

これはFX界隈でも非常に多く見受けられます。

その手口についてはあまり語られる事がありませんので今回詳しくご説明したいと思います。

もちろん様々な方法が駆使されておりますのでポンジと言っても十把一絡げにする事は出来ませんが最も多いのは、

  • 新興ブローカーへの誘導
  • SNSでの先出し配信

この2つを組み合わせたスキームです。

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◆ 新興ブローカーへの誘導

今は多少落ち着きましたが少し前にあまり聞き慣れないブローカーが立ち上がってはすぐに消えるという事が多発した時期がありました。

結果その時期に立ち上がった全てのブローカーとは言わないまでも大多数が詐欺行為目的で立ち上げられたものでした。

新興ブローカーは実際に証券会社としての仕組みを一から作っている訳ではなく大体がレンタルです。

既存のブローカーから内部の仕組みをレンタルし、看板だけを付け替えているという形ですね。

大体1500万円ほどでレンタルする事が出来ます。

そうしてブローカーのシステムを所有する事で多くの不正をコントロールする事が出来るようになります。

例えばデモ口座をリアル口座のように見せかけたり、預り金をロックする事も簡単に出来てしまうのです。

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◆ SNSでの先出し配信

ブローカーを用意した後はそこにユーザーを誘導する必要があります。

お金を使わずにユーザーを集めるために最も多く使われているのがSNSです。

一時期は複数のSNSアカウントを作成して先出しをし、上手く利益が出ているアカウントだけを残していくやり方が主流だったようですが、今は少し変化があり

「〇〇を上抜けでロング、〇〇を割ればショート」

というどっちに転んでも辻褄の合う先出しの仕方をする事が多くなっています。

そして自らが所有するブローカーの口座で両建てを行い利益が出ている方を残し、損失が発生しているポジションを消します。

これで勝率100%の先出し配信が出来てしまうという訳です。

これによって多くのフォロワーを獲得し自身のスキームに誘導する事でブローカーのレンタル費用である1500万円を補って余りある預り金を簡単に手に出来てしまいます。

出金するユーザーの金額を参加するユーザーの入金が上回っていれば出金に応じますが、頭打ちとなり出金額が上回り出すと、これまで取引したことのない通貨ペアや資金に対して過剰なロットを張り口座を飛ばす、これがFXにおけるポンジスキームの最も多いパターンです。

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最後に

この手口の最も厄介な所はブローカー内部が完全にブラックボックスとなっており、内部リークがない限りは詐欺の証拠を掴めないという事です。

騙されてから資金を取り戻すという事はほぼ不可能に近いので、まず勝率100%などを謳うSNSアカウントには近づかない、運営歴の短い新興ブローカーで取引をしない、これがユーザーサイドが取れる一番の自衛手段かと思います。

私たちのもとにブローカーレンタルの話が来たことは一度や二度ではありません(もちろん私たちはこうした詐欺を行った事は断じてありません)。
それほどこういった詐欺は蔓延しています。

あまりに高い勝率、利回りには必ずどこかに罠がありますのでご注意下さいね。

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