
皆さん、こんにちは!
FXの自動売買(EAやコピートレード)を運用している中で、こんな経験はありませんか?
「EAが突然止まってチャンスを逃した…」
「決済が遅れて、思わぬ損失が出た…」
「週末にEAを起動しっぱなしにしてたら、月曜の朝にはフリーズしてた…」
こうしたトラブル、実は多くのトレーダーが経験する「自動売買あるある」なんです。
そしてその原因の多くは、実は「VPS選び」にあることが多いんですよ。
「VPSなんて、どこも同じでしょ?」
「とりあえず動けばいいや」
そう思っている方は要注意!
あなたの利益を最大化し、ストレスなく自動売買を運用するためには、VPS選びが非常に重要なんです。
この記事では、EAの停止や動作の重さに悩む皆さんが、二度と失敗しないVPS選びの秘訣。
特に重要な「Ping値」と「メモリ」の見極め方について、プロの視点から分かりやすく解説していきます。
これを読めば、あなたの自動売買環境は劇的に改善されるはずです。
さあ、一緒に「EAが止まる、重い!」を卒業しましょう!
EAの安定稼働はVPSが命!なぜ止まる、重くなる?

まずは、なぜEAが止まったり、動作が重くなったりするのか。
その根本原因と、それを解決するためにVPSがどれほど重要かについてお話ししましょう。
VPSとは?
まずは基本から。
VPSとは、Virtual Private Server(仮想専用サーバー)の略です。
簡単に言えば、あなた専用の「仮想的なパソコン」がデータセンターに置いてあり、それをインターネット経由で遠隔操作するイメージです。
自宅のパソコンでMT4/MT5を動かす場合、パソコンの電源を切ったり、インターネットが途切れたりすればEAは停止してしまいます。
でもVPSを使えば、24時間365日、電源を落とさずにEAを動かし続けることができます。
これが自動売買にとって、いかに重要かはお分かりいただけるでしょう。
EAが止まる・重くなる原因の多くはVPSの性能不足
EAが止まったり、重くなったりする主な原因は以下の3つが考えられます。
1. 通信速度の遅延(Ping値の問題)
2. 処理能力の不足(メモリやCPUの問題)
3. VPS自体の安定性の問題
この中で、特に多くの人が見落としがちなのが、最初の2つ。
そして、これらを左右するのが今回の主役である「Ping値」と「メモリ」なんです。
多くの初心者が「安ければいい」と低スペックのVPSを選びがちですが、それがトラブルの元凶となるケースが少なくありません。
Ping値が約定速度を決める!遅延はなぜNG?

自動売買において、秒単位の遅延が命取りになることはよくあります。
そのカギを握るのが「Ping値」です。
Ping値とは?
Ping値とは、あなたのVPSとFX会社の取引サーバーとの間で、データが往復するのにかかる時間をミリ秒(ms)で表したものです。
つまり、通信速度の速さを示す数値と言えます。
数値が低ければ低いほど通信速度が速く、高ければ高いほど遅いということになります。
なぜPing値が低い方が良いのか?
FX取引では、価格が絶えず変動しています。
EAが「買い」や「売り」の指示を出しても、その情報がFX会社のサーバーに届くまでに時間がかかれば、すでに価格が変動している可能性があります。
これがスリッページ(注文した価格と実際に約定した価格との間にズレが生じること)の原因となります。
特に重要な経済指標発表時や、相場が急変動する場面では、このPing値のわずかな差が、大きな利益の差、あるいは損失の拡大に直結する可能性を秘めているのです。
「Ping値は、あなたのEAが持つ本来のパフォーマンスを最大限に引き出すための生命線。」
この言葉、ぜひ覚えておいてください。
メモリがEAの安定性を決める!動作が重いと感じたら?

次に、EAの動作が重い、あるいは複数のEAを動かすと不安定になる、といった問題に関わる「メモリ」について見ていきましょう。
メモリとは?
メモリとは、パソコン(VPSも含む)が一時的にデータを保存し、処理を行うための作業スペースのことです。
机の広さに例えると分かりやすいかもしれません。
広々とした机(メモリが多い)なら、複数の資料(EA、通貨ペア、インジケーターなど)を同時に広げて効率的に作業できますよね。
逆に狭い机(メモリが少ない)だと、一つ一つの作業に時間がかかったり、作業中に資料が散らばって(EAがフリーズして)しまうこともあります。
メモリ不足が引き起こす問題
FXの自動売買では、MT4/MT5自体に加え、EA、チャートの数、表示している時間足、導入しているカスタムインジケーターなど、多くの要素がメモリを消費します。
メモリが不足すると、次のような問題が発生します。
・EAの動作が全体的に遅くなる
・チャートの更新が遅れる
・最悪の場合、MT4/MT5がフリーズしたり、EAが強制終了したりする
これでは、せっかくの優秀なEAも本来の力を発揮できません。
大切な資金を守り、増やすためにも、十分なメモリ容量を確保することは非常に重要です。
VPS選びで絶対失敗しない!Ping値とメモリの見極め方

ここからは、実際にVPSを選ぶ際に、Ping値とメモリをどのように見極めれば良いのか、具体的なポイントを解説します。
Ping値の見極め方と理想の数値
Ping値は、実際に使ってみないと分からない部分もありますが、選ぶ前にできることもあります。
1. FX会社のサーバー所在地を確認する
利用しているFX会社の取引サーバーがどこにあるのかを確認しましょう。
(例:東京、ロンドン、ニューヨークなど)
VPSを選ぶ際は、そのFX会社のサーバーに地理的に近い場所にあるデータセンターを持つVPSを選ぶのが基本です。
日本国内のFX会社なら国内VPS、海外のFX会社ならその所在地に近い海外VPSが有利になることがあります。
2. VPS業者の情報を確認する
多くのVPS業者は、特定のFX会社とのPing値を公開している場合があります。
また、無料のトライアル期間を提供している業者もあるので、実際に試してみてPing値を測定するのも良いでしょう。
3. 理想のPing値
理想は10ms以下。
できれば5ms以下を目指したいところです。
20msを超えると、相場急変時にスリッページが頻発するリスクが高まります。
メモリの見極め方と必要な容量の目安
メモリ容量は、あなたがどれくらいの規模で自動売買を行うかによって変動します。
1. MT4/MT5の数とEAの数
MT4/MT5を1つだけ起動し、EAも1~2個程度であれば、比較的少なめのメモリでも対応できる場合があります。
しかし、複数のMT4/MT5を立ち上げたり、たくさんのEAを動かしたりする場合は、それに比例してメモリも多く必要になります。
2. チャートの数と表示設定
チャートを何枚も表示したり、多くのインジケーターを導入したり、たくさんの通貨ペアを監視したりすると、メモリ消費量は一気に増えます。
特に、Tickデータ(より細かい価格変動データ)を表示したり、ヒストリカルデータ(過去のチャートデータ)を多く読み込んだりすると重くなります。
3. 必要なメモリ容量の目安
あくまで目安ですが、以下の基準を参考にしてください。
・1GB:MT4/MT5を1つ、EAを1~2個動かす最低限のスペック。
・2GB:MT4/MT5を1~2つ、EAを数個、一般的な設定で安定稼働させるのに推奨される容量。
・4GB以上:複数のMT4/MT5、多くのEAや通貨ペア、カスタムインジケーターを快適に動かしたい方におすすめ。
「メモリは余裕を持って選ぶのが鉄則。」
「大は小を兼ねる」ではありませんが、少し多めのスペックを選んでおけば、後から「やっぱり足りなかった!」と後悔するリスクを減らせます。
その他、VPS選びで考慮すべきポイント
Ping値とメモリ以外にも、いくつか見ておきたいポイントがあります。
・CPUコア数:複数の処理を同時にこなす能力に関わります。メモリと同様に、EAの数や複雑さによって必要量が変わります。
・ストレージの種類(SSDかHDDか):SSDの方が読み書き速度が速いため、MT4/MT5の起動やチャートの表示がスムーズになります。
・サポート体制:万が一のトラブル時に、日本語でのサポートが充実しているかどうかも重要な判断基準です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、「EAが止まる、重い!」といった自動売買における悩みから解放されるために、「Ping値」と「メモリ」という2つの重要な要素に焦点を当てて解説してきました。
もう一度、重要なポイントを振り返ってみましょう。
・Ping値は「通信速度」:低ければ低いほど約定が速く、スリッページを最小限に抑えられます。FX会社のサーバーに近いVPSを選び、10ms以下を目指しましょう。
・メモリは「作業スペース」:多ければ多いほど複数のEAやチャートを安定して動かせます。必要なEAの数や設定に応じて、余裕を持った容量を選びましょう。
これらを踏まえることで、あなたの自動売買環境は格段に安定し、本来得られるはずだった利益をしっかりと確保できるようになるはずです。
VPSは、決して「安ければいい」というものではありません。
「安定した環境への投資」こそが、自動売買で成功するための最も堅実な道なのです。
今日の知識が、あなたのFXトレードライフをより豊かにする一助となれば幸いです。
それでは、次回の記事もお楽しみに!

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