FXは稼げない!?多くの人がFXで失敗する理由はコレ

「FXで失敗した」「FXで大損した」
という話をよく聞きませんか?

もしかしたら、あなた自身が稼げなかった経験や失敗した経験などお持ちかもしれません。

こういった話は巷に溢れているので、FX系のサービスは「稼げない」「危ない」と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

失敗したすべての人は誤った情報に左右されて、誤った運用をしてしまった結果、損をしてしまっているからです。

では、なぜ多くの人がFXで最終的に破綻してしまうのか?

もしかしたらこの話をすると叩かれてしまうかもしれませんが、叩かれる覚悟で業界の裏話も含めてその理由に付いて解説していきますね。

目次

FXで稼げない理由は
無料で提供している爆益の自動売買が原因

最近ではちょっとSNSを覗けば、たくさんの自動売買システムを提供しているところがたくさんあります。

しかも「1日で数万円」や「月利50%や100%」といった、利益を出せる自動売買システムを無料で提供してくれています。

  • なぜ無料で配布できるのか?
  • なぜ爆益ばかりなのか?
  • なぜ慎重にトレードしてくれる
  • 自動売買システムはないのか?

と、冷静に考えたら疑問が出てきませんか?

爆益自動売買の利用者から「億万長者になれた!」という話聞いたことありますか?

まず、思い出してほしいのですが、無料で自動売買を提供してもらった使用者の中から

「億万長者になれた!」

という話は聞いたことあるでしょうか?

1日数万円や月利で50%といった高額を稼ぐにも関わらずです。

日々10万や20万稼いだとかはよく聞きますが、1000万超えた!1億になった!というのはほぼ見当たりません。

もし仮に1ヶ月で50%稼ぐ自動売買があったとした場合、100万円で運用開始したら1年後には1億円になっているはずです。

単純計算だとこういった結果になるはずです。

ですが 1億稼げたどころか数千万稼げたという話もほぼ見たことがありませんよね?

その理由はとても簡単です。

巷に溢れている多くの爆益自動売買は
ほぼ全て1年以内に破綻しているから

運用している開始したほぼ全ての口座が1年以内に資金を全損してしまうからです

私もいくつかの業者がやってるオープンチャットに参加して調査したことがありますが、すべて1年以内に破綻して炎上して終了しました。

「稼ぎ続けることができない」というのが理由です。

そして、業者が言うことは「投資は自己責任だから」です。
しまいには逆ギレしている業者もいくつかいました。

「これじゃビジネスにならないし、 そもそも無料配布じゃお金にならないのでは?」と思われるかもしれませんが、そこにはFX業者が稼ぐための仕組みが関係しています。

1年以内に破綻してしまう
爆益の自動売買ばかりが溢れている理由

その理由はFX業者が稼ぐための仕組みが関係しています。

自動売買を提供している業者は、ブローカーから取引量に応じた手数料をリベート(報酬)として受け取れます。

本来この仕組み自体はブローカーに入る手数料の一部をいただくだけの素晴らしいシステムです。

正しく使えば、ユーザーに負担をかけることなく自動売買を提供する業者も利益をあげられるはずなんですね。

もちろん私たちも隠すつもりはないので、この仕組みは利用しています。

勘違いしてほしくないのが、この仕組み自体が悪いというわけではありません。

では何が問題なのか?もうお分かりかもしれませんね。

取引量に応じた報酬が貰えるので、業者は少しでも多くの取引量で取引してほしい訳なんです。

業者が受け取れる報酬の裏側

詳しく裏側の報酬を説明しますと、1ロット(10万ドル分)の取引をすることで
1000円のリベートが業者にはいります。大体どこのブローカーもこの報酬になります。

もし仮に1ヶ月に10ロットくらいトレードする自動売買システムがあったとします。

この場合だと、1ヶ月で1人あたりから1万円の報酬をブローカーから、もらうことができます。

これが10倍の100ロットの取引させることで、単純に報酬も10倍になります。かなりの取引量になるので資金がよほど多くないと無茶なトレードなのですが、この場合は1人あたり10万円の報酬が業者に入ります。

そんな無茶な取引を100人使ってくれる人を集めれば、1ヶ月1000万円。

それを1年だけ続けることで1億2千万ほどの報酬を業者は得ることができます。1年かからずに1億円の利益を得られるんですね。

爆益の自動売買システムは大体がリスクを考えないような無茶なトレードをするものばかりです。

それを短期的に稼働させてもらうだけで業者には爆益が発生するということです。

ユーザーの人数にもよりますが、数ヶ月間稼働させてもらえば、あとはユーザーの口座が全損しようが業者には爆益が残るという仕組みです。

本来であれば、ユーザーの負担なく業者が利益を得られる仕組みになのですが、この仕組みを逆手に取って、短期的な爆益の誘惑をして粗悪な自動売買システムを提供し、儲けようとする業者がたくさんいるのが現状です。

「リターンとリスクの大きさは比例する」ということを知っておく

これは投資を行う上でとても大事なことだと思っています。

冷静に考えると当たり前なのかもしれませんが、私も数々の投資の手法や自動売買の開発などを行ってきて本当に理解ができました。

  • 1日で○万円!
  • 稼働してすぐに資金が倍になった!
  • 1ヶ月で資金が10倍になった!

という話が溢れているので、どうしてもリターンの大きさばかり目が行きがちになってしまいます…気持ちはとても分かります。

ですが、本当に大事なのはちゃんとリスクを知ることです。
リスクを考えないのは、投資ではなくギャンブルです。

リターンが大きいということは、その分リスクが大きいということを、しっかりと理解をした上で、投資系のサービスは選ぶべきだと思っています。

ローリスク・ハイリターンが全く無いとは言いませんが、巷に溢れかえっているものは、ほぼ100%に近い確率で1年以内に資金をすべて失ってしまうような、ハイリスクなものばかりです。

投資というのは長期スパンで考えるのが大事

本来投資というのは長期スパンでお金に働いてもらって利益をあげていくものだと私は考えています。

例えば、「1ヶ月で+5%」と聞くとどう思いますか?
少ないと思いますか?それとも多いと思いますか?

多くの人が「少ない」と思われると思います。

ですが、「1ヶ月で+5%」を仮に1年続けたとしたら、単純計算で+60%になります。100万円で運用したら60万円の利益になります。

それを5年続ければ+300万円になります。
これが本来の投資の形ではないでしょうか。

これは単利の話なのでかなり単純計算ですが、複利での運用の話は、また別の機会にしようと思います。

ぜひ、この記事を参考に失敗しない投資をしていただけますと幸いです。

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