1週間の振り返り
この1週間はややドル安優勢であったものの、方向感がはっきりしない神経質に上下動するような展開が続いた印象でした。
注目されていた米幅利下げペースについて前週の雇用統計の結果や今週のCPIやPPIからの結果を受けて、0.25%の観測が高まっていました。
しかし、FEDウォッチャーことWSJのニック記者の、FRBが来週の会合で25bpか50bpで決めかねていると発信され、さらに全NY連銀総裁も50bpを主張したことにより大幅利下げの観測が再燃。
週末に大きくドル売りの圧力が広がりました。
来週のFOMCでの利下げ幅について、市場では0.25%が浸透していた中で、0.5%の観測が4割ほどまで高まっていることから、FOMCはさらに注目が大きくなっています。
また、今週はECB理事会もあり、予想通りの0.25%の利下げを発表。
声明やラガルド総裁会見では、後の金利についての道筋については予想通りコミットしない姿勢のまま。
今回はECBスタッフの見通しも公表され、10月の追加利下げに否定的な意見が多かった。データがそろう12月が有力視されている状況となっています。
今後の注目点
週末のWSJの記事を受けて、米利下げペースに注目が集まっていますので、引き続きドル主導の展開が予想されます。
大幅利下げの可能性が再燃していることから、ドル売り圧力が強くなっていますが、通常の利下げの際に大きく買い戻される可能性も考慮して注意していきたいところです。
9月19日午前3時にFOMCの政策金利発表がありますので、結果に注目です。
LTC-Tradeの成績
神経質な動きもありつつでしたが、Type1・Type2ともに安定した成績となりました。
比較的短期足でのトレードが最近は多いですが、木曜日に大きな戻しなどもあり、時折1時間足でのトレードも入りつつ、若干控えめの成績ではありますが、トレンド方向に良い流れでトレード出来ています。
今のところは大きなトレンドの転換の兆しもありませんので、このまましばらく安定して稼いでほしいところです。
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